2014年10月18日土曜日

1.前回の復習(VoiceOver を使うための設定)

第2回 スポットライト検索とアプリの停止

今回の目的は iPad のアプリを自由に探し出して利用する、また、アプリを止める練習です。

1.前回の復習(VoiceOver を使うための設定)

コントロールセンターの出し方:時計を読ませて、3 指上スワイプ。項目を読ませながら向きをロック。
コントロールセンターの閉じ方:ホームボタン。
設定アプリはホームボタンを数回押すと選択されることが多いです。(第 1 ホーム画面の左上)

時間 2分
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2.設定アプリ(VoiceOver の読み上げ速度)

第2回 スポットライト検索とアプリの停止

VoiceOverの操作練習の使い方
次のジェスチャーを確認しましょう。
  1. ダブルタップ
  2. 2本指上フリック
  3. ピンチオープンとピンチクローズ
  4. 3本指上フリック
  5. 右フリックと左フリック 
時間 1分
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VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第2回

3.音声認識メールアプリ(認識させた言葉を自分あてに送信)

第 2 回 スポットライト検索とアプリの停止


ホーム画面に戻ったら、スポットライト検索を行います。
  1. 画面の中ほどを3指下スワイプします(iOS8.0.2の場合は左スワイプ)
  2. 中央カメラから指を降ろして「検索フィールド」を読ませてWタップ(キーボードが出てきます。「音」と漢字入力します。
  3. もう一度カメラから指を降ろすと、「音声認識メールと読むのでWタップして開きます。 
  4. キーボードを隠します。(右下の「キーボードを隠す」ボタン)
  5. 左下の「クリア」を押し、右フリックで「はい」を選択、Wタップで画面をクリアします。 
  6. こんにちは (お名前)です。と入力(「こん」で変換)、 改行して「たくさんの機能を使いこなすのは大変です」と入力してください。 
  7. キーボードを隠し、左下の3番目の「アプリ起動」ボタンを押します。
  8. カメラから指を降ろし、「宛先」に「じぶん」でメールアドレスを入力(変換候補) 
  9. カメラから指を降ろし、「件名」に「練習141018」と入力。
  10. 右上の[送信」を押します。音とともにメールが送信されました。
  11. ホームボタンを押してホーム画面に戻ります。

4.設定アプリと音声認識メールを「止める」

第2回 スポットライト検索とアプリの停止

アプリを起動したままにしておくと iPad の動きが遅くなったり、バッテリーの減りが大きくなります。 アプリを使い終わったら止めるようにしておきます。
  1. ホームボタンをダブルクリックします。「アップスイッチャー」と読み上げます。
  2. 最近のアプリを読み「実行中」と言いますので3指上スワイプ。「(名前)を閉じています」と読んで、そのアプリが止まります。
  3. 画面をタップします。その次のアプリを読み上げます。(2)と同様にして止めます。「ホーム、実行中」と読んだところでこれ以上止めるアプリはなくなったのでホームボタンで終了し ます。 


時間 4分
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VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第2回より

5.YouTube(動画学習)

第2回 スポットライト検索とアプリの停止


右上の検索ボタンに「しずおかパソコン」と入力して検索すると しずおかパソコンボランティアねっとのチャンネルが出てきます。

YouTube にログインしていれば、これをチャンネル登録すると、次回からは 素早く視聴できます。 アカウントがなければ、単語登録で「しず」→「しずおかパソコン」を行い、 素早くチャンネル表示できるようにしておきます。 ※設定アプリ→一般→キーボード→ユーザー辞書

時間 9分 


VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第2回より


2014年10月4日土曜日

1.画面の向きをロックする

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定

iPadを縦にしたり横にすると、それに合わせて画面も縦や横に向きを変えます。見える人にとっては便利な機能ですが、視覚障害の方にとってはどこを基準にして良いかが分からなくなりますので、画面の向きが常に同じになるようロックをしておきます。

動画時間 約7分
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VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第1回より

2.キーボードをひとつにする

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定
iPadには数種類のキーボードがあります。ここではローマ字入力のひとつだけを使用することをお勧めしています。

動画時間 約4分
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VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第1回より

3.アクセシビリティ VoiceOverの初期設定

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定

  1. 読み上げ速度を調整する。1 指上下フリックで適切な値に。 
  2. ヒントを読み上げる オン 
  3. ピッチ変更を使用 オン 選択時、入力時、消去時の声のトーンを変える。
    入力時は一番高く、消去時は一番低く、読み上げ時はその中間のようなイメージ。 オフにするとトーンの変化がない。 
  4. サウンドエフェクト ジェスチャによって音がする機能。オン 
  5. 入力フィードバック 文字と単語 
  6. スピーチは、読み上げ品質や言語の設定です。 そのまま 
  7. 点字は、点字ディスプレイを接続したときの設定になります。 そのまま 
  8. ローターの設定項目を文字と行、テキストフィールド、オーディオダッキングの4つだけにする。画面で点字入力ができるようになっているのが iOS8 の注目点
    ※ローター設定は、再起動しないと反映されないようです。
    ※オーディオダッキングは音楽の最中に VoiceOver がしゃべると音楽が小さくなる 機能 
  9. 入力モードは、標準・タッチ入力・直接入力(英語など)=ここでは標準またはタッチのどちらか。 
  10. 欧文通話表フィードバック 文字と欧文通話表
  11. 入力フィードバックはソフト・ハードともに 文字と単語 
  12. 常に通知を読み上げる オン
  13. イメージをナビゲート 常にする
  14. 大きいカーソルを使用(太枠になります) オフ 
  15. 一番上に戻り、voiceover をオンにする。

4.電源の入れ方とスリープ解除

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定

電源を切るにはスリープボタンを長押し(約 4 秒)、ス ライドで電源オフと言ったらダブルタップします。 アイパッドはシステム終了中ですと言って、電源が切れます。

電源入れるにはスリープボタンを長押し(約 4 秒)、voiceover オンと読み上げたあと時刻を読み上げたら、ホームボタンの上にあるロック解除をタッチして読ませたあとダブルタップまたは別指タップして解除します。

しばらく放っておくと スクリーンはロックされていますとの発声でスリープします。この時はもう一度スリープボタンまたはホームボタンを押します。
スリープ(省電力状態)させるには、スリープボタンを押します。

5.アプリの検索と確認

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定


ホーム画面のスポットライト検索を使って、以下の 3 つのアプリが入っていることを確認しましょう。

  1. 音声認識メール
    音声認識よりもテキストが自由に大きくなることが便利です。 
  2. 日本のニュース
    多くのニュースソースから簡単にニュースを知ることができます 
  3. スマートレコーダー
    音声を手軽に録音できます。メールに添付して送ることもできます。

6.ジェスチャーの練習をする

VoiceOverを使用するためのiPad初期設定

iPadは指で画面をはらうようにしたり、ちょんと触れたりと様々な方法に使い分けて操作をします。その練習を行う場所が用意されています。

良く使うジェスチャーは以下のとおりです。なお、画面に手のほかの部分が触れたり、顔 を近づけすぎたりして鼻が触れたりしないようにご注意ください。
  1. タップ:一本指で画面を軽くたたく動作。 たたいた場所にあるアイコンや項目を読 み上げます。 
  2. ダブルタップ:素早く 2 回タップすること。最後に読んだ項目を開いたり、決定したりし ます。なお、指が読み上げた項目に残っている場合には、そのまま別の指でタップし ても同じ結果となります。(別指タップ=スプリットタップ) 
  3. ダブルタップ長押し:ダブルタップした時 2 回目のタップで指を離さないで保持すること。「ポ ロリ」と音がします。削除、編集操作で使用します。 
  4. 上下左右のフリック:画面の中央で素早くはじくように指を動かします。項目移動、 項目切り替えのときに使用します。 
  5. 3 本指上下スワイプ:画面の中央で 3 本の指を上または下にずらします。スクロール するときに使用します。 
  6. ピンチイン・アウト:文字選択範囲の拡大・縮小に使います。一本指を画面に乗せた まま、もう片方の手の指で最初の指へ近づけるとピンチイン、離酢方向へ動かすとピ ンチアウトになります。 
  7. 回転:親指と人差し指でねじるように回します。ローターで項目を選ぶときに使用し ます。 
このほかにもありますが、それは都度覚えてゆきましょう。
 (練習)設定アプリ→アクセシビリティ→ボイスオーバー→ボイスオーバーの操作練習
を使って、上の 7 つについて確実に操作できるように練習しましょう。

動画時間 7分
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VoiceOverでiPadを操作しよう iPadじっくり講習 第20期第1回より
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