文字入力〜日記をつける

今回は iPad で日記をつけてみましょう。日記をつけるというのは単に文字入力するだけではありません。

1. 日付を管理する
2. 文字を入力する(なるべく簡単に効率よく) 
3. 読み返す 

といった作業がストレスなくできることが望まれると思います。

日記をつける 

☆音声認識メールを使って、日記を付けてみましょう。

1. 正確に日付を入力する〜音声認識で行います。
   キーボード中央上の緑のボタンが録音ボタンです。
   ※VoiceOver の音声が入力されないように、短めに発話するのがポイントです。
   
   1 録音ボタンを別指タップして「2 月 21 日」と言ったらすぐに録音ボタンを再度別指タップします。(入力) 何やらしゃべって再び「録音ボタン」といいます。
   2 入力を確認します。画面の右側上部をタップします。)なにも言わなければ 一旦キーボードのキーを読ませて、再び画面の右側上部をタップします。 日付を読み上げると思います。
   3 ローターで文字を選択し、上フリックでカーソルを前に戻し、再び下フリック でカーソルを後ろへ移動して一文字ずつ確認します。 移動した後、4 秒ほど待つと詳しい読み上げをするので正しい文字かどうか判 断するヒントになります。
   4 正しく日付が入力できたら改行をキーボードから入力します。
    
2. 起床時刻を入力する~音声入力
   2 行目には、起床時刻を入力します。これも最初は音声認識で行い、 まちがえたらカーソル移動で修正します。
   
   1 録音ボタンを別指タップして「朝 7 時に起きました」または 「起床、朝 7 時」と入力します。すぐに録音ボタンを押して録音を 停止します。
   2 画面右上をタップして文字を読ませますが、1 行目の日付が出てくるかも 知れません。 そこで、全文読みをさせます。 画面右上部分を W タップ長押し→メニューが出るので左フリックで 「全選択」を選んで W タップします。 直ちに次のメニューが出て「読み上げ」というので、W タップします。 これで、テキストフィールドに入力した文字列全部を読み上げます。
   3 末尾に挿入ポイントを移動して、上フリックでカーソルを戻し、改行が あるかどうか確認します。なければ改行をキーボードから入力します。
    
3. 朝食のメニューを入力します。
   ここからは、文が長くなりがちです。しかし途中で VoiceOver の喋りが はいらないように、短く入力することを心がけてください。まず、「朝ごはんはしゃけと卵焼きでした」と音声入力します。 しゃべったらすぐに録音ボタンを押して停止することが大切です。
   
   1 読み上げ確認(カーソル移動で一文字ずつ)して、まちがえたらキーボード で直します。
   2 最後に改行が入っていなければキーボードから入力します。
    
4. 行動日記を入力します。
   「お昼は家族みんなで駅まで出て、買い物をしました。楽しい時間でした」と入 力しますが、長い文章なので短く分けます。分けたら、それぞれ 1 行使って入力します。つまり、
    お昼は家族みんなで
    駅まで出て
    買い物をしました
    楽しい時間でした
   のように、入力します。
    
5.  入力した日記を保存します。~今回はカレンダーに保存します。
    音声認識メールでは自動的に日付や時刻を認識してその日時にメモを書きこむこ とができます。入力した日の起床時刻にその日記が書きこまれます。
   
    1 アプリ起動ボタンを W タップして右フリックでカレンダーを選択し W タップ します。
   2 日時を自動認識してイベント作成画面に切り替わります。2 指上フリックして内 容を確認します。
   3 もう一度 2 指上フリックで「追加」と読んだら止めて(2 指タップ)、 W タップしてカレンダーに追加します。
    
6. カレンダーを開いて日記を見てみます。
   1 スポットライト検索で「かれ」と入力する とカレンダーが出てくるので開きます。
   2 右上の検索ボタンを W タップすると検索文 字入力になるので「起きました」または 「起床」と入力すると、そのスケジュール だけが出てきます。右フリックで選択して W タップし、2 指下フリックで内容を確認できます。

YouTubeで動画を見る（20分）→

• 第 20 期じっくり講習 第 10回より